工場の改善よくあるQ&A

工場の改善よくあるQ&A

Q:混練後の砂をコンベア搬送時に水分が飛んでしまい困っています。

A:

ドイツ、VHV社製のダブルベルトコンベアシステムは、2枚の平ベルトで砂を挟み込んで搬送します。これにより水分を保持したまま砂を搬送する事が可能になります。

また、ベルトで挟み込む為、砂の飛散も防止できますので工場の環境改善にも効果がございます。

Q:大きな押湯の除去に時間とコストがかかり困っています。

A:

アメリカ、パワーハンマー社製のパワーハンマーは圧縮空気のみを使用して簡単に堰や押湯を除去できる装置です。

製品は7機種のラインナップがあり、ネックのサイズにより最大250mmまで対応できます。

人力ハンマーや溶断による作業ですと、時間と労力、コストがかかり怪我の心配もありますが、パワーハンマーで作業する事で安全に短時間で作業が出来る様になり、装置を使うことで誰が作業をしても同じ品質で作業をすることが可能です。

今まで半日かかっていた作業が、同じ作業を10分で出来る様になった実績もございます。

Q:鋳物のバラシ・冷却時に打痕がついてしまい困っています。

A:

ドイツ、JÖST社製のシェイクアウトマシンは、振動角度と振動振幅の調整が可能で、あらかじめ16パターンの登録が可能です。

これにより、打痕がつきやすい鋳物は振動振幅を抑えることで打痕がつきにくくなり、また砂落ちが悪い鋳物の場合ですと振動振幅を大きくすることで砂落ちが良くなります。

Q:集塵機の濾布の交換やメンテナンスが大変です。

A:

韓国、ABC社製の集塵機は濾布がカセット式になっており、交換作業が非常に楽に行えます。

また、稼働中の濾布のクリーニングはエアーブロー式を採用しており、パルスジェット式と比べても濾布へのダメージを抑える事ができ、また圧縮空気も必要ございませんのでコンプレッサーのコストも抑える事が可能となります。

 

Q:溶解炉周りの集塵が上手く出来ずに困っています。

A:

リングフードタイプの集塵装置ですと、特にノロ取り時・材料投入時など、蓋を外さないといけない時に、煙などが充分に集塵出来ません。

韓国、ABC社製のトルネードフードであれば、溶解炉に蓋をする形での設置になりますので、溶解時や出湯時はもちろんですが、蓋は2本のアームを使って色々な角度に動かす事が出来ますので、ノロ取り時・材料投入時でも煙が逃げない位置に蓋の位置を調整できますので、あらゆる作業に対して効率良く集塵する事が可能になります。

 

 

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